「翡翠楼」

 17時を過ぎたので晩御飯を食べに「翡翠楼」に入りました。ここも2年前に入りお一人様用のおすすめ小皿コースを食べた店です。今回は二人なのでお一人様用コースは選べず、とりあえずこの店の名物らしい翡翠炒飯が入っているコースメニュー(全11品)を頼みました。最初の頃はテンポよく料理が出てきたのですが、途中からスローダウンしてきました。このままのペースでは飛行機にギリギリ間に合わない状況に追い込まれてしまい、店員さんに時間が無くなって来たことを伝えましたがそれで料理が早く出てくるとも思えません。横浜駅18:49発のエアポート急行を逃すとかなり厳しく、みなとみらい線とJRでどっちで行けば良いか店員さんに聞いてみると、JR石川町から乗った方が横浜駅でわかりやすいと言うことを教えてもらい、駅までの道も聞きました。期待の翡翠炒飯を食べずに店を出ると後悔することになるので、半分腰を浮かせながらなんとか食べ、最後の杏仁豆腐も一気に食べて店を後にしました。画像は最後の杏仁豆腐だけ撮影しそこねました。

叉焼・蒸し鶏・クラゲの酢の物

フカヒレスープ
アワビのオイスターソース煮込み
エビのチリソース
餃子と焼売
春巻き
黒酢酢豚
ズッキーニとかの何だっけ?
翡翠炒飯(食べかけ)

 混雑している大通りをかき分けながら進み、店員さんに教えられた道を早足で進んで石川町駅に着いたのは18時30分。18時35分の電車に乗り横浜駅に着いたのは18時42分で、なんとか18時49分のエアポート急行に乗る事が出来ました。羽田空港には19時18分に到着し、脇目も振らずに出発ロビーに向かい、保安検査場を通過、少し余裕が見えたので土産を購入し、一番端にある69番搭乗口までなんとかたどり着きました。搭乗開始案内が流れるまでまだ余裕があり、もう一本(10分)後のエアポート急行でもおそらく間に合っていたとは思いますが、そこまでは強くありません。何も考えずにコース料理を注文してしまったのですが、後から落ち着いて考えてみると中華のコース料理を時間のない時に選ぶのは間違いだと言う事で、良い教訓となりました。次に中華街に来た時には泊りがけでゆっくりと食事を楽しもうと思います。

関帝廟

 馬車道から歩いて横浜中華街へ向かいました。晩御飯を食べるにはちょっと早い時間なのですが飛行機の時間を考えるとそろそろ食べておきたい時間です。それでも16時50分頃でまだちょっとだけ早いので「関帝廟」にお参りすることにしました。前回横浜に来た時には時間が遅くて閉まっていましたが、今回は大丈夫です。参拝するには入り口で線香を買わなくてはいけないシステムらしく、一人5本の線香に火を点けてもらってからのお参りです。1から5までの香炉に一本ずつ線香を供えてから本殿に入り、この中でもまた同じように順番に参拝するのですが、果たしてこんな感じで良かったのかよくわからないまま外に出ました。

関帝廟

神奈川県立歴史博物館

 軍港めぐりが終わりイオンの中のタリーズコーヒーで一休みしました。二人ともiPhoneのバッテリー残が怪しくなってきていたので最初ワイモバイルショップの無料充電を使おうと思ったら故障中&使用中で充電できません。ベスト電器に行ってモバイルバッテリーを買おうとして店員に聞いてみると、買って直ぐは半分も充電されていないとかでモバイルバッテリーをあきらめ、このまま充電せずに過ごすことになりました。
 汐入から桜木町まで移動し「神奈川県立歴史博物館」に入ってみることにしました。旧横浜正金銀行の本店として明治36年に建てられた旧館部分と昭和42年に増築された新館部分があるらしいのですが、関東大震災の逸話でマニアには有名なところのようです。2年ほど前にこの建物の裏にあるホテルに泊まった時に心霊現象らしき体験があり、その経験も含めて訪れた感じです。展示を見てみるとこの地でも縄文土器が発掘されていたりで興味深いところも数多くありましたが、関東大震災のところでは「幽霊が出ると言う噂もある」と言うような事が書かれていたり、警備の人と受付の人が「見にきた人からそれっぽい話を聞かれる」みたいな話をしていたりで、そっちの方でも楽しめました。

横須賀軍港めぐり

 12時40分くらいに横須賀軍港めぐりの集合場所に行ってみると既に行列が出来ていました。前に職場旅行らしきおっさんたちが並んでいましたが、ひとり詳しいおっさんがいて双眼鏡で船の番号をチェックしては解説していました。13時になりクルーズ船に乗り込みましたが、雨も止んでいたので2階席に陣取ることになりました。まずは米海軍横須賀基地を右に見て船は進みます。左手にはヘリコプター搭載護衛艦「出雲」とイージス艦「霧島」がいて、右手には海上自衛隊の潜水艦がいます。先に進んだところで米海軍のイージス艦が見え、更に進んだところには空母「ロナルド・レーガン」がいるはじなのですが、今は出航していて見られないのが残念です。その代わりに原潜が待機していて原潜を少しだけでも見られたのは逆に良かったのかも知れません。ぐるっと回って長浦港に入り海上自衛隊の司令部とか、様々な船が並んでいたのは壮観でした。あらかじめここに来ることがわかっていれば、多少荷物になってもそれなりのカメラを持ってきて撮影出来たのにと残念です。横須賀港を一回りして40分のクルーズでしたが、充分に堪能することができました。ちなみにこのチケットもJAFの割引があったことは後から知りました。

海上自衛隊潜水艦

ヘリコプター搭載護衛艦「いずも」
米海軍イージス艦
米海軍原潜
イージス護衛艦「きりしま」
補給艦「ときわ」・護衛艦「おおなみ」・護衛艦「てるづき」

「ゴルカパレス」

 お昼は横須賀だから海軍カレーでも食べようかと思いながら検索してみましたが、戻る途中にネパール料理の「ゴルカパレス」と言う店があるのを見つけたのでそこに入ってみることにしました。戻りもポケモンGO軍団の横をすり抜けながら進み店に向かいました。店内に入ると直ぐにテーブルに案内されましたが、もう少し遅れたら行列に並ぶことになりそうでした。とりあえずメニューを見て普通にネパールカレーとナン・ライスのセットでNAVYセットを頼むことにしました。店の人にNAVYセットを頼んだところ、何やら別のメニューを持ってきてそこには「海軍カレー」がありました。ならばと海軍カレーを注文しましたが、自分たちのことを本格的カレーの素人と思ったのか、それとも横須賀海軍カレーのつもりでNAVYセットを頼もうとしたのだと思ったのか、いずれにしてもネパール料理の店で横須賀海軍カレーを食べると言う不思議な体験をしました。マンゴーラッシーもあるのにカレーと一緒に牛乳が来たのは謎です。

サラダとサービスのスープ

海軍カレー&牛乳

三笠公園

 今日1日は19時50分の帰りの飛行機まで十分に時間があるので、横須賀まで足を延ばし三笠公園まで行くことにしました。乗り継ぎが面倒なので、両国から大江戸線に乗り、大門で浅草線に乗り継いで横須賀中央まで行く電車に乗り継ぎました。かみさんが「横須賀軍港めぐり」も行きたいと言うので調べてみると横須賀中央よりも手前の汐入で降りたほうが良いようなので、金沢八景で各駅停車に乗り換えました。汐入駅を出て歩道橋を渡り、イオンの横にある汐入ターミナルに入り当日券を購入することに。掲示板をみると12時までの便は全て売り切れで、13時の便も残りわずかとなっています。13時の便で二人分をお願いするとギリギリ間に合ったようで、自分たちがチケットを買った直後に13時の便も売り切れとなりました。
 13時まで3時間近くあるので、最初の目的地である三笠公園まで歩くことにしました。距離としては1.4kmほどだったのですが、運悪くポケモンGOの横須賀イベント最終日だったようで、老若男女がスマホを見ながらのそのそ歩く大群となっていて、途中で立ち止まったりしている横を抜けたりしながら雨の中を歩きました。三笠公園に着いてもポケモンGO軍団は鬱陶しいくらいに大量に湧き上がっていました。
 記念館「三笠」への入場券を自動販売機で買った直後に軍港めぐりのチケットを持っていれば100円引きと言う表示を見つけたので売店で聞くと受付で聞いてくれとのこと。三笠の受付では普通に200円を返金してくれたのですが、JAFの会員証でも同じ割引を受けることが出来たようで、最近ちょくちょく慌ててチケットを買ってしまい後からJAFが使えたのに気づくパターンが増えています。
 11時から無料のガイドが始まると言うので最初はそれについて行こうとしていましたが、1時間くらいかかると言うことで、軍港めぐりの前に昼を食べることを考えてガイドからは離れて三笠の見学をすることにしました。雨も上がり、今回2度目と言うかみさんの誘導でまずは甲板上を巡り、その後艦内の展示物を見て回りました。それぞれの展示をつぶさに見ていくとキリが無いので一通り眺める感じでしたが、日本海海戦のパノラマ模型だけはじっくりと見学させて貰いました。残念なのは上甲板から上が復元したレプリカだと言うことですが、まだ復元された事をありがたく思わないといけないと思わざるを得ません。

三笠の勇姿
30センチ前部主砲
最上艦橋から