田町武家屋敷ホテル

 角館に泊まることにして検索して見つけた「田町武家屋敷ホテル」。今日もちょっと奮発して良さげなホテルにしました。ツインルームにエクストラベッドを入れてますが、それでも十分な広さがある部屋です。WiFiはそれぞれの部屋に用意してあるWiFiルーターを自分で設置する形になっていて、一つのWiFiルーターを他の客と共有するよりは安全なのかも知れません。
 お腹を空かせるために晩御飯は19時スタートにしてもらい、併設のレストラン「樅の木亭」でディナー。象潟のホテルとはまた違う豪華なメニューで、あそことは格段に違う接客です。それなりの金額を支払えばそれなりの料理を頂くことが出来るとは言え、たまにはこんな贅沢をしても良いでしょう。

お品書き
角館麦酒
先付け
八寸
お造り
焚合
強肴
食事・香物・留椀
水菓子

2018帰省三日目

 ホテルの朝食はバイキング。あとの事を考えて軽めにしようと思っても、どうしてもそれなりの量になってしまいます。

ホテルの朝食

 本日はお昼を食べるところと田沢湖高原あたりで時間を潰すことと角館のホテルに泊まること以外はノープランの1日です。
 お昼の時間に合わせて8:45頃にホテルを出発。まずは「道の駅五城目」に向かいました。初めて通る道でどこら辺を走っているのかあまりイメージできない状況でしたが40分ほどで到着。
 20分ほど過ごして出発し、時間調節のために途中にある「道の駅かみこあに」にも寄ることにしました。地元のものの他に台湾に姉妹都市があるらしく台湾ビールなど台湾の土産物も置いてありました。
 ここでも20分ほど過ごし出発し、20分ちょっとで阿仁合駅に到着しました。この駅舎に併設された「こぐま亭」でお昼を食べるのが本日の目的です。
 お昼を食べた後、駅のすぐ隣にあった「内陸線資料館」にも寄って見ました。普通の資料館ではあるのですが、奥の座敷にツキノワグマの敷物と剥製が飾ってあり、自由に敷物に座っても良いとのことで、かみさんと娘1号は嬉々としてツキノワグマの敷物に座っていました。

内陸線資料館

ツキノワグマの剥製

 阿仁合駅を出たあと、田沢湖に向かう途中にあった「道の駅あに」に寄り20分ほど過ごしました。ここも初めて入る道の駅ですが、土地柄とは言え「熊の油」「熊の爪」「熊の牙」「熊の腰当て」「熊のホルモン」など他ではあり得ないような品揃えでした。

肉販売コーナー

熊肉
エゾ鹿肉

 そこから車で40分ほど走ると田沢湖が見えて来ました。御座石神社に寄ってお参りし「あさり商店」でソフトクリームを買いました。最初見た目が綺麗ではなかったのでガッカリしたのですが、食べてみると濃厚な味でびっくりです。

潟頭の霊泉

鳥居越しの田沢湖
御座石神社由来
辰子姫
御座石神社
バニラソフト

 田沢湖高原スキー場に行ってみようかと思っていましたが、ここまで来たらと「鶴の湯温泉」に向かうことにしました。舗装されていない山道を進みなんとか到着。立ち寄り湯は15時までらしくこのまま帰るのももったいないので温泉に入ることにしました。
 上がり湯が無いので硫黄臭くなりながら車に乗り込み、途中の「アルパこまくさ」に立ち寄りました。随分昔に建て替える前の駒草荘の時代にかみさんたちがここのお風呂に入った記憶がありますが、まったく見違えるような建物になっていました。
 あとは一路今晩の宿である角館の「田町武家屋敷ホテル」へ向かいました。15時半過ぎに着いたので、チェックインしてからしばらく角館の街を散策。色々とお土産を購入し、ホテルに戻りました。

角館散策

 ホテルが思っていたよりも中心部よりも離れていましたが、歩いて行ける距離なので腹ごなしも兼ねて角館の街を散策しました。ホテルの近辺も風情のある通りがあったと言うのは今回初めて知りました。5分ちょっとでいつもの武家屋敷通りに着き、時間も夕方近くなっていたためか他の観光客も少なめで落ち着いた感じの武家屋敷通りを歩くことが出来ました。生もろこしやら土産物は買えたものの欲しい地酒が売ってません。それならばと去年入らずじまいだった駐車場そばの土産物屋「君ちゃん」に行ってみました。地酒の試飲や自家製のいぶりがっこの試食とかやってましたが、酒の種類が豊富でおそらく元々は酒屋だったのかも知れません。何を買ったかは良く見てませんでしたが、かみさんと娘1号はそれぞれ何種類か地酒を購入していました。ホテルに戻る途中でも土産物屋を見つけ何かしら購入。土産物を大量に持ちホテルへ戻りました。

武家屋敷の風景

巨木
ホテル近くの景色
土産物屋「君ちゃん」

「鶴の湯温泉」

 当初は全然考えていなかったのですが、田沢湖高原まで来たら見るだけでも行ってみようかと「鶴の湯温泉」に向かいました。看板に従って脇道に入りましたが、細い道をどんどん進んでいき、最後の方は舗装されていない道になりどこまで行けば良いのかと思いましたが、前に車が1台いたのである程度安心して進むことが出来ました。駐車場はそれなりに車が沢山ありましたが、すぐにスペースを見つけて車を停めることが出来ました。いつもテレビで見る入り口が目の前にあり、入浴は15時までと書いてあったのでここまで来て温泉に入らない手は無いと先に進みました。建物の一番奥に入浴の受付があり、そこで入浴券とタオルを購入。どんなシステムなのか良くわからないまますぐ目の前にあった建物に入りました。財布を持って来ていたのでロッカーを使おうとしたところ小銭が無いことに気づき、一旦建物を出て受付に戻り両替してもらいました。来る時に右側にあった建物に「コインロッカーあり」とあったので、本当はそちらに貴重品を預けてから入浴受付をする流れだったのかもしれません。狭い脱衣所があり、入り口から向かって右側に「白湯」左側に「黒湯」がありましたが、白湯は5〜6人、黒湯は4人が入れるくらいの湯船です。とりあえずどちらのお湯にもつかりましたが、いわゆる上がり湯がありません。水が流れて来てたのでそれで軽く体を拭いて外に出ました。看板を見てみると露天風呂にも入れそうなので、そちらにもまわり入浴。良くテレビで見る露天風呂よりも狭く、ここから先は男性侵入禁止とあったのでそこから先が良く見る風景だったのかも知れません。そうこうしているうちに、かみさんたちが出て行くのが見えたので直ぐに露天風呂からあがり、水で体を拭くことも出来ずにただタオルで拭いただけの体に服を着て外に出ました。

鶴の湯温泉

「こぐま亭」

 以前から行きたかった「こぐま亭」でお昼を食べることができます。あらかじめ調べておいたので、オープンする11時10分前に阿仁合駅に到着。既に店内に客の姿がありましたが、カフェは11時前からやっているようです。着いた時にはまだ他に開店待ちの客はいなさそうでしたが、少しずつそれらしい人たちが駅に入って来て、オープン5分前くらいには順番待ちの列に出来始めたので行列に並びました。並ぶタイミングが良かったので前から3番目となりましたが、食券販売機待ちの時に後ろの人たちが席を取り始めたので慌ててテーブルを確保。自分と娘1号は馬肉シチュー黄金ライス添えを、かみさんは馬肉ハヤシハンバーグを選びました。自分の座っている席からは外で待っている人たちが見えるため、多少落ち着いて食べられない感じはありましたが、流石に評判通りの味でした。

秋田内陸線宣伝隊長

食券
馬肉ハヤシハンバーグ
馬肉シチュー黄金ライス添え
メニュー
阿仁合駅外観