十和田湖レークサイドホテル

 16時前には宿泊先である十和田湖レークサイドホテルに到着しました。すぐそばにレークビューホテルがあったり、ホテルが表通りに面していなくて少し迷ったりして、やっと細い道を通って辿り着いた感じでした。楽天トラベルで予約したのですが、フロントではリストで4人部屋と2人部屋に分かれているのをすぐに見つけられなかったり、夕食の部屋をあらかじめ案内してくれた時には5人分のお膳しか用意していなかったりで、ちょっと頼りないホテルでした。観光地のホテルとしては値段設定がちょっと安かったのでしょうがない部分ではありましたが、それでも名前の通りすぐ目の前に十和田湖があり、立地的には結構良いホテルです。

ホテルの前からの眺め
ホテルの前からの眺め

遊覧船
遊覧船

 夕食までには時間があったので周りを散策してみましたが、夏休み期間ではあるものの木曜日の夕方ということもあってか人の賑わいというのはほとんど無く、潰れてしまったホテルも数軒あり寂れてしまった感を醸し出していました。これが休日とかお盆の頃だとだいぶ違うのだろうけど、今時の観光地は全国的にこうなのかもしれません。この中で今も潰れずにやっている十和田湖レークサイドホテルというのは結構たいしたものなのかも知れません。
あまり期待していなかったものの、夕食は結構趣向を凝らして料理で、かつお腹いっぱいになるくらいのボリュームだったりして、このホテルは立地と食事で持っていることを実感させられました。夕食にデザートが出なかったのですが、部屋に戻ってみると布団を敷いた後のテーブルにフルーツ(キウイと西瓜)が用意してありました。夕食の時に出して貰うとお腹いっぱいになっているので、この形の方が良いような気もしたりしなかったり…。

大湯環状列石

 当初の予定では尾去沢マインランドに寄って、その後に大湯環状列石を見てから十和田湖に行くつもりだったのですが、母親が痛風発作で歩くのに苦労しそうなので、直接十和田湖に行くことになりました。
 道の駅たかのすでゴマソフトクリームを食べながらひと休みし、そのまま十和田湖に向かうつもりでしばらく走ったものの多少疲れが出てきてしまいました。ちょうど大湯環状列石の看板が出ていたので急遽寄る事にしました。
 両親には新しく出来ていた資料館の中で休んで貰っているうちにぐるっと見て回りましたが、随分前にも一度来た事はあったものの、その頃とはだいぶ趣きが変わっていて、柵の向こうに見えていた環状列石もすぐ近くで見られるようになっていたり、高床式の建物も立っていました。一通り見て回った後で、資料館の展示を見る事にしましたが、無料ボランティアのガイドをして貰えたので普通に見るよりもずっと理解が深まりました。野中堂環状列石はお墓で万座環状列石は祭事用だというのは、多分前回来た時にはハッキリしてなかったような気がします。また、1万年前の噴火による火山灰(溶岩流?)の跡地に縄文人が住み、その後4千年前の噴火で埋もれてしまったとか、他にも古くから居た北方系の文化で、地理的に南方からの文化が入ってこなかったとか、世界遺産に登録したくても、ど真ん中を市道が走っていたり、確かな検証も無しに高床式の建物を建ててしまっているので却下されているのだとか、いろいろ教えて貰いました。
 環状列石を出て、ある筋では有名な黒又山を右に見ながら進み大湯温泉の町を走ってると、何やら歩道に人だかりが…。ちらっと見たら蛭子能収さんと太川陽介陽介さんの姿が見えました。もう一人顔が見えなかったのですが、女性タレントさんもいたので、路線バスの旅のロケだったようです。

ゴマソフトクリーム
ゴマソフトクリーム

野中堂環状列石
野中堂環状列石
見学用の台(万座環状列石)
見学用の台(万座環状列石)
万座環状列石
万座環状列石

帰省2013夏・初日

 予定よりも20分程早く着いたと言う事で、5時10分頃には下船案内があり、車の中で10分程待った後で下船出来ました。乗船が最後の方だったので下船は二番目でした。フェリーターミナルのレストランでモーニングセットB(普通のモーニングセット+目玉焼き)を頂き、定番コースのボルダー潟の湯に向かい、1時間ちょっとくつろいでから実家に到着したのは9時15分頃でした。

フェリーターミナルのモーニングセットB
フェリーターミナルのモーニングセットB

 母親が昨日の夜から左足が痛いと痛風を再発したようで、本人は嫌がっていましたがかかりつけのお医者さんに行く事になりました。診察してもらっている間に近辺を散策して見たのですが、昨日一昨日はねぶ流し・役七夕だったので賑わいがあったのでしょうが、アーケードも無くなり閑散とした感じが増していたような感じです。
 痛み止めと尿酸を下げる薬を貰い、炎症で左足が腫れてしまっているので履き易い靴を買い、お昼は久し振りの吾作でラーメンを頂き、十和田湖へと向かいました。
吾作のみそラーメン
吾作のみそラーメン